« Moichi Kuwahara: Style of Comedy | TOP | Willcom CM music »
the brown bunny
2005.01.19 (Wednesday)

分裂的な主人公の行動と共に、断片的なシーンの連続だったが、ひとつひとつ印象的で美しかった。特に、雨の中を走る車内から撮ったシーンは、主人公の倒錯がよく表れていて素晴らしかった。ただ雨の中ハイウェイを走る他の車の赤いテールランプがたくさん映っているだけなのだが、音楽の使われ方が絶妙なのだ。音楽でいうと、エンドロールが無音なのもすごくいい選択だと思った。
花の名前の女の子ばかりに目を付けることや、そんな女の子から何かを無理に確認しようとする行動から、途中(ローズというポン引きが出てくる辺り)で元彼女のデイジーはもうこの世にいないんだろうと予想できた。そこからは、デイジーの死が受け入れられないでいる主人公に共感できたので、「賛否両論の衝撃のラスト!」とのことだったが、とても自然な終わり方に感じた。★★★★☆
