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不要で不便で新しいこと
2006.07.25 (Tuesday)
この場合の新しいとは、現在先端だと思われているものが普通に生活の中にある時代になって、その時点で新しいと思われているであろうもののことだ。
ロボットに歌う機能は必要ない。が、効率性だけを追求することが弊害を生むことは十分すぎるほど実証された。
進化を遅らせてでも、人間が普遍的に求める有機性とも言える部分を重視しないと...
ミクロにもマクロにも、多くの部分が緊密な連関をもちながら全体を形成しているのが人間だ。移民の多いフランスで、色んな和の中に入って話していて、そのことを強く思った。できるだけ多様な人と話したり関わったりして、違和感を感じることが大切だ(今回はピースなことばかりだったけど)。狭い世界だけで成立していることを知って、わかったような気になってしまうことほど、危険で格好悪いことはない。
遅かったものが早くなったり、不便だったものが便利になったりすることは、既に新しいことではない。ロハスは知らないが、新しいこととは、小手先技術の追求で忘れられた本質を再考したり自然エネルギーへの投資だと思う。直接的な自然回帰ではなくて、そういう思想の技術のはずだ。
アメリカ軍から軍事ロボット研究を千金で依頼されながら(テクノロジー的には飛躍的に進化する可能性がありつつ)断り、ロボットスーツで筋ジストロフィー者をスイスアルプスに登山させようとしている大学教授を知り、そんなことを思った。
