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日本映画特集

2009.07.06 (Monday)

と言っても、DVDで二本だけ。

新作も話題の西川美和監督「ゆれる」初見

「真実」が、人や見方によって違う、というテーマ。
まして、それを元に近い相手を思いやった結果は、残酷にずれてしまう。

配役がとにかく素晴らしい。
脚本はいいとして、原作は別人のものを撮った方が絶対いいと思う。
他の要素がかなりいいだけに、ストーリー自体にパワーがないのが目立つ。


懐かしい「家族ゲーム」再見

80年代独特の総中産階級的で、危機感もなく閉じたコミューン。
頭を使って自ら考えずとも生きていける、という洗脳。
外部からやって来た男が、それらから来る鬱積する苛立ちを爆発させる名ラストシーン。
8分の長回しはアドリブでなく、リハーサルをしっかりやったものではないかな。
どうなるかわかっているのに、何度観ても面白い。

横並びの食卓は、ディスコミュニケーションの象徴、舞台っぽい演出、というのはあるだろうけど、観ているこちら側と登場人物を対面に座らせている、ということなのではないだろうか。
あなたのとこもこういう食卓でしょ、と他人事でなく観客を映画の中に引っ張り込む効果を森田芳光監督が狙ったものだと思う。

伊丹十三と松田優作、この二人がまだ生きていたら..
松田優作は、タランティーノとかと何かやっていたかもなあ。

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